このタイトルは、私の知人であり、ルバンシュの愛用者でもあるサカノユリさんが書かれた本のタイトルです。
サカノさんの壮絶なアトピー体験が綴られていますが、本人の前向きな姿勢と最愛なる人に支えながらアトピーとつき合っていく姿には、読むものに勇気を与えてくれます。
ただ、私の場合、この本を読み終えたとき、当時ここまで深刻な肌状態とは知らずに、ご本人に軽率な回答をしてきたのではないかと思い、メールにて当時のことをお詫びしたところ、10年ほど前に私がサカノさんに回答したFAXをいまだに持っていて下さり、私の対応に対して感謝のお言葉を頂戴したときは、本当に胸が熱くなりました。
この著書の原作『皮膚』が、第26回新風舎出版賞のノンフィクション部門で「最優秀賞」を受賞したことで、今回めでたくサカノさんの初出版となったのですが、サカノさんの恋話がとっても面白く書かれていて、アトピーの方に限らず、多くの女性に読んでいただきたい本です。(男の私が言うのも変ですが…)
また、本のP152に出てくる「地元の化粧品会社」というフレーズは、もちろんルバンシュのことです。どんな内容が書かれているかぜひ読んで下さいね。
最後に、出版社のサイトに書かれている本の概要と出版賞審査委員長からのコメントを添えておきます。↓
【概要】
「大切な人を泣かせてしまうほど、皮膚が私を脅迫した……」 赤くただれた顔、壊れてゆく皮膚、翻弄される心 病気と向き合う、リアルで等身大な「私」の生き方。
オンナを強くするのは、いつも愛。頑張る女性のための、1冊
(新風舎出版賞審査委員長/本のソムリエ・井狩春男)
「アトピーの女性の苦悩や悲しみ、そして喜びといったものが、ひしひしと伝わってくる。なによりもいいのは、文章からあふれ出ている明るさである。それが、読む者を元気にしてくれる。清清しくて、爽やか。気持ちよく読めて、心に残るものがある。」
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